おしがくノート
【No.970】コンテインメント理論(包み込み)
みなさん、おはようございます!子どもの頃、3つ上の兄から仕入れた新しい情報を誰より早く実行し、どや顔しまくっていた、おしえるがっこう校長の真崎憲二です。
今回は「コンテインメント理論(包み込み)」というお話です。
今回、新しい視点を学びました。
簡単な事例を元にご紹介します。
幼い子が母の前で転んだ。今にも泣きだしそうなわが子に、母が駆け寄って慰めた。
「痛かったね。でも大丈夫。このかすり傷はすぐ治るよ。痛いの痛いのとんでいけ~。」
母の優しい言葉と表情に安心した子は、笑顔になった。
精神分析に、コンテインメント(包み込み)という理論があります。
先ほどの事例で言えば、幼い子には対処できない苦痛を、親が認めて包み込み、子にも許容できる事象に変えることを指す。
この母親のように「心の安定」を与えてくれる存在が人生には欠かせないという学説もあります。
高校時代、落ちこぼれの僕を包み込んでくれたAさん。
教員時代、悩みまくった人間関係をいつも受けとめ、苦悩を希望に変えてくれたBさん。
独立後、度重なる課題やトラブルにも、笑って受け止め、いつも応援、激励してくれるCさん。
そんな経験がたくさんあります。
こういう方がいてくれるおかげで、人間は本当に救われる。
一人だったら耐えられなかったこと、乗り越えられなかったことばかりです。
自分の体験からも、コンテインメント(包み込み)というものの必要性を痛いほど感じてきました。
今までたくさんの種類の苦しんだ経験が財産にしていきます!
苦悩する人たちの「心の安定」に役立てるように自分自身ますます顔晴っていきます^^
今日も読んでいただき、ありがとうございます!
楽しく生きよう^ ^🌸
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