過去の雑記

度肝を抜かれた 〜東アフリカ・タンザニアの子どもたちの身体能力の高さを肌で感じて〜

度肝を抜かれた 〜東アフリカ・タンザニアの子どもたちの身体能力の高さを肌で感じて〜

度肝を抜かれた 〜東アフリカ・タンザニアの子どもたちの身体能力の高さを肌で感じて〜

 

とにかくビビった。

本当に度肝を抜かれました。

タンザニアの子どもたちの遊ぶ姿を見ていて
僕はいつも興奮していました。

タンザニアでの即興体育

その日のボランティア作業は
UZI primaryという学校の教室の壁のペンキ塗り。

作業が終わると子どもたちが集まってきた。
小学校から高一くらいまでの男の子。

何かやってくれ!

何か教えてくれ!

と言わんばかりに興味津々で子どもたちが大勢集まってくる。

試しにハンドスプリングをすると

すかさず何人かがハンドスプリングをやり始める。

できる人間の数が違う。

それだけじゃない。

バネが違う。

跳ね方が違う。

全身バネなんじゃかないかと思わずうなりました!

その後、ダンスを即興でやって見せました。

日本の生徒なら、ダンス経験者でなければなかなかすぐには真似できなかった動き。

あっという間に真似してしまう。

その目の良さと、見たものをすぐ再現する能力に正直驚きました。

これが噂のアフリカの人たちの身体能力なのかと。

そして、嬉しかったのは、スポーツを通してあっという間に仲良くなれたのです。

やっぱりスポーツはすごい!

タンザニア式!? 3人ドッジボールの光景

女の子は

小さく丸めた布で

3人でドッヂボールみたいなことをしている。

僕は休憩しながらずっと見てました。

真ん中に1人(逃げたり・よけたり・キャッチしたり)

それを挟んで2人がボールを投げ合いながら

真ん中の1人にボールを当てるゲーム。

学校の敷地内で10ヵ所近くやっていた。

その何気ない光景は、僕にとって驚くことばかりだった。

投げるボールの速さは

とても中高生の女子が投げるスピードじゃない。

肘をしならせて投げるフォームは

玄人を唸らすレベルだ。

スナップの効いた見事な投球フォーム!!

しかも鬼のような豪速球!!

目ん玉ひん剥いて見ていました(汗)

ちなみに投げる動作は
運動の中で最も難しい動きの一つ。

興奮が抑えられない。

体育教師16年の僕が度肝を抜かれたこと

しかも、まだ続きがある💦

特にものすごいスピードで投げていた子。

見ていると、途中からどこか違和感を覚えました。

よーく見てみると。。。

なんと、、、

さっきまで左で投げていたのが

突然逆の手で投げている!!

しかも同じくらい速い!!

周りも見たが1人だけではなかった。

両手で同じくらい投げられる子が他にもいた。

この子たちはどうなっているんだ(汗)

あの子達の感覚だと

疲れたから逆の手で投げている。

ただそれだけのよう。

なおさら僕はたまげました。

スポーツする人間を16年間見続けてきた

僕にとってはその光景はあまりにも衝撃的でした。

そんな子どもたち、見たことないからです。

なんと、まだあるんですよ。

その至近距離から投げられるスピードボールを
見事によける。

しかし、よけるだけなら勘でもできるかもしれない。

ところがどっこい。なんと小さなスピードボールをキャッチするのだ。

これは相当なレベル。

遊びでやれるレベルではない。

僕は驚きを通りすぎて感動しました!!

タンザニアの子どもたちの可能性を目の当たりにして

とんでもないポテンシャルを持った
タンザニアの子どもたち。

たぶんそのすごさに誰も気づいていない。

この子たちはスポーツを
何も教わっていない。

他の国の子たちがどうがんばっても

できないことができる可能性に満ち溢れている。

もしこの学校で日本の体育のように子どもの頃から
いろんなスポーツを教えたらどうなっていくのだろう。

アフリカ勢が結果をつけているマラソンだけでなく
野球、サッカー、バスケ、バレー、卓球だって
オリンピックやメダルを取るかもしれない。

新体操やダンスだってとんでもない技を生み出すかもしれない。

ヨーロッパサッカー、NBA、メジャーリーガーだって生まれるかもしれない。

僕は真面目にそう思いました。

本田圭佑選手はウガンダのプロサッカーチームを買収しました。

ポテンシャルの高さに惚れ込んだのだ。

本田圭佑選手の気持ちが僕は少しはわかるつもりです。

なぜなら、彼らの身体能力は本当にすごかったから。

オリンピックやプロでなくても、体育の先生、たくさんあるスポーツのインストラクター、

スポーツビジネスなどいろんな可能性が広がる。

スポーツ大好きなタンザニアの子どもたちにいろんなスポーツを教えてあげたい。

生きてるうちにタンザニアのスポーツ教育に貢献したい。

僕が実現したい目標の一つ。

日本の体育でタンザニアの人達が

新しい幸せが広がったらうれしい。

日本から遠く離れたタンザニアが

日本と仲良くなったらうれしい。

日本のみんなにもタンザニアの

素晴らしさを知ってもらいたい。

僕の人生でやりたいことがまた1つ生まれました。

タンザニアと日本の幼稚園の違い

心を揺さぶられた時間〜タンザニアの幼稚園〜