過去の雑記

子どもは天才 ~世界の子ども達から学んだこと~

子どもは天才 ~世界の子ども達から学んだこと~

子どもは天才 ~世界の子ども達から学んだこと~

 

だいぶ前にこんな内容の記事を読んだことを思い出しました。

 

▼公園であそぶ小さな2人の子ども。1人がつまづいて転び泣いたまま起き上がれない。一緒にいた女の子。なんと走って近づきその子の横で同じように転ぶ。そして泣いている子に『一緒に立とう。』そう言ってニコッと笑う。泣いていた子が一緒に立ち上がっていた。▼

ただただ感動したのを覚えています。
子どもは本当にすごいなと心底思いました。

自分もこういう心を
持っていたいと常々思っています。

 

世界の国々の子どもたちを見てきて
あらためて子ども達の素晴らしさを感じています。
時には励まされ、時には自分もこうなりたいと、子ども達からいつも大切なことを教わってるように思います。

 

今回はそんな子ども達の素晴らしさを
ご紹介しながら僕たちがみな元々持っている

子どもの心を少し取り戻し

日常が少しでも楽しくなるきっかけになれば

うれしいです。

たくさん笑う

子ども達は本当によく笑う。
柔らかい表情を見てるとこちらまで
微笑んでしまう。
子ども達は笑顔が本当によく似合います。
でもみんな子どもの頃の心は持っているはず。

 

何かがじゃまして
笑いにくくなっているのかもしれません。

子ども達のように無邪気に笑えることが増えるといいです。

笑うって本当に大切。

 

アフリカでいつもニコニコの子ども達。

今いるネパールの学校のいっぱい笑っている

子ども達を見てそう思いました。

僕の大好きなダウンタウンの松ちゃん。

『人間に許された唯一の特権は笑うこと』

子ども達のようにたくさん笑える1日を

自分も周りにも増やしていきたいなと

思います。

 

純粋な心

見ず知らずの異国の人間である僕を
何も警戒せず話しかけてくる。

あの感覚に僕は魅かれる。

僕がどんな人間で
どこの国で何をしてるかなんて関係ない。
眠かろうが疲れていようが関係ない。
たぶん面白そうと思ったら
勝手に近づいてくる。

興味を持ったら近づいてくる。

 

こちらが疲れてたりむしゃくしゃしててもお構い無し(笑)
そこにすすっと入ってきて話しかけてくる。

自分のややこしい気持ちを自然とほぐしてくれ
やさしい自分を取り戻してくれる。
子どもは本当に不思議。

☆写真はフランスのニースの少年。彼は誰もみてなくても、海のゴミを拾っていた立派な紳士!

4年ほど前。
一歳半に近づいてる頃の自分の娘。
いろいろあって僕がだいぶへこんで
アパートのトイレに隠れて
座って落ち込んでたとき(何やってんだか)。

 

娘がす〜っとトイレに入ってきて
何をするかと思ったら
だまって頭を撫でてきた。

びっくりしました。

まだ1歳半の子どもでも
僕が落ち込んでることをわかってくれていました。

だまってずっと撫でてくれる

小さな手から伝わってくる優しさに

涙がポロポロこぼれたのを思い出しました。

(大丈夫!今は元気です!)

 

大人の自分は
何か気を遣ってたぶん近づけないかな。

何の迷いもない優しい気持ちを
行動に移せてしまう子どもの純粋さを

やっぱりすごいなって思います。

ケンカしてもすぐ仲直り

子ども達はよくケンカする。
特に今いるネパールの子ども達。
けっこうバッチバチ(笑)。

ほぼ毎日。
男子も女子も。

言いたいことを気持ちのいい程言い合う。

僕はあまり口出ししない。
きっと子ども達同士で解決できると
思っているしこういう経験をして
ここまではいい、これ以上やってはいけない。

そういう境界線をケンカしながら
子どもの内に学んだ方が
僕はいいと思っているので。

もちろん歯止めが利かないレベルにいったら止めます。今日は仕方なく一回止めた(笑)

 

でも、ケンカが終わって
気づいたらもう楽しそうに笑っている。

なんて心が柔らかいんだろうと本当に感心します。

本人たちに聞いてないからわからないけど
ほとんど気にしてないんじゃないかな。

気持ちの切り替えは子どもは天才だと思う。

 

あとは、大人になるにつれて
自分は本音をぶつけることが
ずいぶん減ってきた気がする。

子ども達はケンカで思いきり本音をぶつけている。

表情、ジェスチャー込み。

全身で本音で会話している。

たまにはこうして本気になったり
本音をぶつけ合える。

そしてそのあとも引きずることなくスッキリ忘れる。

もちろん、空気を読むことや建前も時には必要。

 

でも、そんな子どものような心があったらいいなと思いました。

 

目が輝いている

子ども達の目の輝きにドキッとすることがある。
キラキラした目で僕の目をまっすぐに見つめて楽しそうに話しかける子ども。

彼らのこれからの可能性に

ワクワクさせられるし引き込まれそうになる。

 

疲れてたり愚痴が出そうな時なんかは
自分の目が輝いてないからか
ハッとすることもあります。

 

何の淀みもない
子ども達の純粋な目を見てると

こっちまで心が浄化されていく。

そんな子どもの目に

僕はいつも憧れている気がする。

 

『目は雄弁にその人を語る』

そんな格言がある。

 

目はごまかしがきかない。
だから自分も自分の心を磨いていたい。

嘘をつかない。

誠実であること。
親切であること。

実践するのはなかなか難しい時もあるけど

子ども達に言ってきたことを
今一度自分自身も大切にしたい。

 

最後に

ちょうどこの記事を書きかけで
ネパールのホームステイ先の家への帰り道
日が暮れて街灯も少なくかなり暗い。

車やバイクがたくさん通る狭い道。

おばあちゃんの手を引いて
一緒に歩いている子どもを見かけた。

 

おばあちゃんを気にかけながら

おばあちゃんの手を握り一緒に歩く
優しい表情の子どもでした。

いい光景だなとふと携帯を取りだし

シャッター押した。

僕にはなんだか

あまりにもステキな光景に思えて

温かい気持ちにさせてもらいました。

 

今日の1日の締めくくりに
とてもいいものを見せてもらいました。

今日も子ども達に感謝です。