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人生どん底の人へ🌸 〜自殺110番の専門家から「よく死ななかったね」と言われた僕が伝えたいこと〜
人生どん底の人へ🌸 〜自殺110番の専門家から「よく死ななかったね」と言われた僕が伝えたいこと〜
死ななくてよかった。
必ずこう思える。
これが僕の結論。
人生のどん底にいる人へ🌸
☆それ以外の人は読まないでください。
真っ暗闇
あなたは
真っ暗闇を
経験したことはありますか。
真っ暗というと
僕の場合、小さかった頃
梅雨時期の夜中の大雨で
心臓が痛くなるほど大きな落雷。
その後停電し部屋が真っ暗に。
正直怖くてたまらなかった。
正直不安でたまらなかった。
幼い自分は心底怯えていたのを
ぼんやりだけど覚えている。
母の手が
母の腕が
自分の体を包んでくれ
とっても安心した。
母の大丈夫という声に
不思議と恐怖が消えていった。
懐中電灯の光が嬉しかった。
母の顔がみえて安心した。
そんな経験を無理やり思い出してみた。
暗闇は時に
人の心をかき乱す。
不安や恐怖
負の感情で
押しつぶそうとする。
しかし、わずかでも
光が見えれば安心するし
喜びすら覚える。
安心させてくれる言葉も
僕の体を守ってくれる母の優しい手が
不安や恐怖を消し希望すら与えてくれる。
それはもう
感謝でしかない。
人生のどん底にいる人へ。
今は真っ暗闇にいる。
そうとしか思えない。
どう頑張ってもそうとしか思えない。
安っぽい慰めには
怒りすら覚えた。
怒りや憎しみで満ちた心は
地獄そのもの。
だから、考えてはいけないことを
考えてしまうことがあるかもしれない。
先日、ある若い俳優さんが亡くなってしまった。
真っ暗闇に押しつぶされてしまったんだと思う。
でも負けてはダメだ。
僕もその渦中にいるときは
永遠に暗闇のトンネルは続いていくのだと
毎日のように思っていた。
気が狂いそうになる程
負の感情などという
生ぬるいものではない感情に
自分の精神そのものを
引きちぎられるような
押しつぶされるような
まるで命を食い破られるような経験をした。
味わったことのないほどの
絶望の暗闇を
彷徨ったことがあります。
でも、今はそんなことが
実際に起きたとは思えないほど
幸せに生きている。
死ななくてよかったと。
生きていてよかったと。
心からそう思っている。
暗闇のトンネルのど真ん中を
抜け出せた経験を
少しだけ振り返ってみる。
真っ暗闇の絶望の日々。
もう無理だ。
もう限界だ。
もう、ダメだ。
それでも生きていく中で
僕が手に入れたもの。
何気ない日常の
なんてことない出来事。
おはようございますっていってもらえる嬉しさ。
名前を呼んでもらえる喜び。
自分と一緒にいる時に
楽しそうに笑ってくれてるだけで泣けてくることもあった。
改めて自分で振り返っても
メンタルがやられてるとしか思えない状態が
確かにありました。
元気な時には
いわゆる”普通”といわれる状態の時には
到底気づく事のなかった
小さな小さな出来事が
こんなにも嬉しいものかと。
幸せなのかと。
そこから
少しづつ
少しづつ
暗闇のどん底の
真っ暗なトンネルから
本当に少しずつ、少しずつ
光が感じられるようになっていった。
僕の場合
3年ほどが経った頃
失っていた生きる気力が芽生えてきた。
地獄の苦しみは
いつしかパッと消えて
なくなっていた。
周りの人たちに支えられて
周りの人たちのおかげで
乗り越えられたと感謝する自分がいた。
人生再スタートの
フィンランドへ旅立つ飛行機の中で
過去の地獄の苦しみや憎しみが消え
感謝の気持ちが溢れてきたとき
僕は自分の人生が変わっていくと確信した。
僕が人生どん底の経験をして
手に入れることができたことは
「感謝の心」
ほんの小さなことにでも
感謝することができる自分に
変わることができた。
ほんの小さな優しさにも
感謝できる自分に
変わることができた。
これは一生消えない宝物。
誰にも奪えない、心の財。
人生のどん底にいる人の心は
今まさに幸せを感じる心が
育っていると信じてもらいたい。
何があっても
揺るがぬ幸せを感じられる心が
鍛え上げられていると信じてもらいたい。
今どん底の暗闇のように見えても
絶対に大丈夫。
一番幸せな人生を生き切るための
一番の近道を
一番の大道を
あなたは歩んでいると
確信してほしい。
人生のどん底にいる人へ。
人生のどん底にいる人こそ、幸せになれる
だから人生は面白いと。
これが僕にできる
精一杯のエール🌸