おしがくノート

【No.347】苦悩を突き抜けて歓喜へ

「苦悩を突き抜けて歓喜へ」

56歳で生涯を終えたベートーベンの書簡に記された彼の言葉。

川瀬智弘先生、岩元幸先生、同じ日にお2人の授業を受けさせていただき感じた率直な感想。

苦しんだ経験を持つ人は強い。
苦しんだ経験を持つ人は優しい。

これが私の持論。

耳が聞こえなくなったことは知っていましたが、自分の中に新しく刻まれたベートーベンのことついて少し紹介。1802年に書かれた「ハイリゲンシュタットの遺書」には、耳の病気の苦しみが切々と綴られ「僕はほとんど絶望し、もう少しで自殺する所だった」と記されている。『新編ヴェートーベンの手紙〈上〉』小松雄一郎編訳、岩波文庫。しかし、負けなかった彼は次のように思いを記している。「僕には自分に課せられていると感ぜられる創造を、全部やり遂げずにこの世を去ることはできない」(同)

どん底を知る人こそ、自分の使命を自覚し、人生を味わい尽くすエネルギーが湧いてくるのではないだろうか。

仲良しのお2人が、奇しくも同じ日に、記念すべき授業を行ったことは偶然ではないように思えます。

「苦しみを突き抜けて歓喜へ」

そんな人生のドラマを演じゆく人々が、これから先次々と誕生していくことを願い、おしがくを前進させていきます!

今日も読んでいただき、ありがとうございます!

楽しく生きよう^_^🌸