おしがくノート

【No.561】戦争を知らない僕の、終戦記念日

今日、8月15日は、戦争を知らない僕にとっても終戦記念日。
戦争を経験していないが、父が戦争を経験し、子どもの頃からよく聞かされていたが、まるで自分には関係ないことのように思っていた。

今まで44年生きてきた中で、自分の中に眠っているものすごく凶悪で残虐な自分が抑えきれなくなりそうになった時があります。言葉で表現するにはあまりにも凄惨で自分とは認めたくなかったが、事実だった。自分の中にも悪は存在していることを知った。

だから、ポーランドのアウシュビッツ収容所に訪れた時、人類史上最悪の出来事を直視した時、他人事に思えなかった。自分にも起こりうると感じたし、他の人間にもきっと宿っている気がした。でも、大抵は理性でそれが表に出ることはない。

いい戦争などない。そして原爆は絶対悪。

人間性を育むのは人間であり、教育。人間の限りなく本能に近いといえる、教育という崇高な活動を通して、目の前の一人の幸せを願い、世界平和に貢献したい。

戦争はなくならないという無責任な仮説には、人生かけて抵抗したい。
悲痛な叫びが聞こえてくる戦争の遺品を、命で何かを感じた人は、軽はずみに諦められないはず。

だからこそ声をあげ、学び継承し、平和の実現に向けて行動を開始するしかない。
人類の使命であり、世界で唯一の被爆国である私たちの責任であると思う。

私もまだまだ未熟かもしれないが、決して忘れてはいけない歴史として、今日、8月15日を、私自身の世界平和への決意の日とします。

戦争で亡くなった方々のご冥福を祈ります。

そして、人類の恒久平和を祈り行動します🌸