過去の雑記

【おしえる先生No.10】生徒たちの「目を輝かせる瞬間」のために! ~知性・情熱で教育を支え続ける 近藤健次先生~

【おしえる先生No.10】生徒たちの「目を輝かせる瞬間」のために! ~知性・情熱で教育を支え続ける 近藤健次先生~

プロフィール

お名前:近藤健次

ご記入日(西暦):2021年12月15日

校種:高校

専門教科:種目:国語

活動する都道府県:岐阜県

勤務年数:18年

教員を目指したきっかけ

大学生時代の、どうしようもなく苦しい時期を乗り越えたとき、それまで私を見守っていてくれたたくさんの人の存在に気づいたからです。生意気だった私を見放さず、阿(おもね)ることもなく、私の存在を認め続けてくれていた大人がたくさんいたからこそ私は苦しい状況で自分を変革することができたということに気づきました。今度は私が苦しんでいる若者を支えることが、私を見守ってくれてきた人への恩返しになるのではないかと思い教員を目指すようになりました。

教員として嬉しかったこと

何気ない日々の生徒との関わりで、生徒が「なるほど!」とか「わかった!」と目を輝かせる瞬間を目撃すること。生徒が自分自身の意志と力で何かを成そうとしている瞬間に立ち会えることがいちばん嬉しいです。生徒に感謝してもらうことも嬉しいのですが、「自分はそんな立派な人間じゃないのになあ」という後ろめたさが勝ってしまいます。

教員として苦労したこと

20代のころは、生徒との距離感で苦労しました。たぶんアツすぎてうっとうしい先生でした。30代からは、保護者との関係での苦労が多かったです。生徒を一人の大人として見られるようになってきた分、逆に保護者が生徒の成長を妨げる存在に思えてしまい、生徒を保護者からひきはがそうとしていました。当然ですが、そんな私は、当時の保護者にしてみれば「わけのわからん横柄なやつ」だったと思います。

失敗談

 

ある生徒について、本人のいないところで話した「こうすべきだ」とか「こういう部分がいけない」という批評が、第三者から本人の耳に入ってしまったこと。以来、本人のいないところでは褒める、本人がいるところで直接叱ったり注意したりするようにしました。

あなたの現在の活動

今は学校現場を離れて教育委員会にいます。学校から距離を置いてみて、学校が社会的にどのような状況に置かれているかを比較的冷静にみることができるようになりました。だからこそ、学校と社会をもっとよりよい形で繋げていく必要性を感じています。

あなたがこれから目指すこと、実現したいこと

・岐阜県からメジャーリーガーを輩出したい。
・地方にいるからこそ実践できる「生き方」を実践したい。
・学校で働く先生と生徒を元気にしたい。

近藤健次先生が影響を受け、学んでいる人や団体

・阪長友仁さん(https://www.sakanaga-baseball.com/
世界から見た日本の野球という観点から、新しい野球の在り方を追究、提案されています。

・田中善将さん(https://schoolagent.co.jp/
高校教員の傍ら、教育ICTのコンサルタント会社を経営。ICTをとおして学校に光を!

・掃除に学ぶ会(https://www.souji.jp/
素手でトイレ掃除!?

・先生の幸せ研究所(https://www.imetore.com/
元小学校教諭の澤田真由美代表が「先生たちの幸せ」のために動いています。

・自伐型林業推進協会(https://zibatsu.jp/
日本が持つ「森林」という資源とその活かし方について学んでいます。

このサイトを運営する、元高校教師が創設した「おしえるがっこう」

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