校長室

【校長室】苫野一徳哲学ジム『テーマ:プロパガンダ』

【校長室】苫野一徳哲学ジム『テーマ:プロパガンダ』

みなさんこんにちは!

校長室の櫻井です!!

先日、熊本大学大学院教育学研究科・教育学部准教授。博士(教育学)。の苫野一徳さんの『苫野一徳哲学ジム』に参加してきました。

おそらくこれで4回目?くらいの参加になるのですが、毎回毎回、話についていくので精一杯で、今回も案の定、終わった頃には疲れてグッタリ(笑

そんな苫野一徳哲学ジムですが、今回のテーマが『プロパガンダ』について。

『プロパガンダ』とは?

政治的な意図に基づき、相手の思考や行動に、しばしば相手の意向を尊重せずに影響を与えようとする、組織的な宣伝活動のこと。

色々とプロパガンダについて対話を行い、例えば、プロパガンダが当たり前の社会でどう生き抜くか?などを話し合いました。

個人的な考えとしては、一人一人の『主体性』や『自分軸』みたいなところがプロパガンダの溢れる社会で必要なことではないかと思いました。

学校教育も、強いもの(先生)から弱いもの(生徒)の意向を尊重せずに影響を与えようとすることはある意味プロパガンダではないのか?先生と生徒の良い関係性があってそれが教育というのではないか?

組織運営も同様で、社員の意向を尊重せずに影響を与えようとすること、一方的なトップダウンはある意味プロパガンダではないのか?

でも、それを良かれと思ってやっていた結果、プロパガンダになってしまったことは多くあると思っていて、ある意味、プロパガンダを作ってしまっているのは、影響を受ける自分たちにも問題があるのではないかと思いました。

相手(影響を与える側、強いもの)はコントロールできないからこそ、プロパガンダが溢れた社会の中で『問い』を立てることや一旦『否定』してみること、周りに流されないための『主体性』や『自分軸』『情報リテラシー』みたいなことも必要なのでは?

といった感じでよく分からないまま今回も終わりました(笑

哲学対話は楽しいですね!このモヤモヤがいいです!

読んでいただきありがとうございました!